
コオロギランあたりのこととか振り返りつつ思ったこと。
最近2周目を見返してて色々思ったことの中に「想像の5倍波多野の闘争意識が強い」ってことなんすけど、この側面をこう…こう…波多野泰久って男の人生として何か上手いこと言語化したい…!ってずっともだもだしてて。
そもそもが波多野の闘争意識が強いって、別に野心家ってわけではなく、学者としての覚悟が本能的に座りまくってるって意味だと思ってて。
そのあたりが藤丸との口論に顕著に出てるなーと見返してて改めて思ったんですけど、そこで2回目聞いて1番引っかかったのが「今更後には戻れないのだから(僕ら学者は)争い続けた方がマシだろう」って台詞で。
こ、これすげーーーー波多野の本質突いてる台詞の一つなのでは…!?っていう。本質突いてる気はするけどどういう側面でどの辺りが?と言われると、げ、言語化むずい!でもなんか心に引っかかって離れない!!!
これをなんかここ数ヶ月くらい引っ提げてたんすけど、これあれだなと。
この言葉を吐いていた波多野は野宮さんが辞めた時に何を思ったのだろうと、ふと疑問に思ったのだなと。
ある種、野宮さんは争うこととは真逆の対応をとったわけで、でもその行いを波多野は愚かだと思っただろうか?というとまぁそんなわけないと思うんすよ。でも確実にここが波多野の成長の分岐点になってたことは確かで、そこで何が変わったかってもしかしたら「自分の意思で争う理由を見つけられた」なのかなぁと。
なんかこう考えたら波多野が大学に残った理由とか、色々ストンときたんすよね…。いや元よりその道を選ぶ男だとは理解してたはずなんですけどより具体的に理解できた気がするというか…。
後戻りできない人生でひたすら闘い続ける覚悟だけを漠然と持っていた青年が、共に歩ける人を見つけて、その人と抱いた熱を永遠にするために闘えるようになっていったのだと思うと、それはめちゃくちゃ最高じゃねぇか…って。
つまるところ、波多野泰久は闘い続けることで人生を証明した男なんだな〜と思ったという話でした。
波多野宮ってやっぱ永遠なんや。
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